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FMAで腐ったお話・・・か?

2012年 08月30日 03:05 (木)

フロントミッションオルタナティヴでホモ話というか、
ファーフィー君と彼の想い人であるマッコイ隊長についてですね。
カプ話というよりは、真面目にこの二人について語るといった感じです。

一応ホモ妄想に分類しておきますが、ファーフィー君はれっきとしたゲイの男性ですので、
ホモ妄想というのも変な話なんですよね。でもまあ、他に妥当なタグもないのでこれでいきます。
本編のネタバレがありますのでご注意ください。



【ダル=ファーフィー】
ファーフィー君はWAWを開発したジェイドメタル社の技術者です。
実戦データの取得を目的とし、メカニック兼パイロットとして配属されます。
ただ、実戦データ取得があるといってもWAW開発の功労者であるファーフィー君が、
わざわざ命の危険のあるパイロットまで行う必要はないでしょう。
(少なくとも、私が上司なら絶対に反対します。優秀な職員を失うのは会社にとって大きな損失です)
ですので、実戦に参加する事はファーフィー君自身の希望が大きかったことでしょう。

動機はもちろん少しでもマッコイの側にいたい、そして戦地でマッコイを守るためでしょう。
ですが、WAWのシステムを熟知しているとはいえ、実戦経験のないファーファー君には過酷な選択だったと思います。
短期間で操縦技術を習得しなければなりませんでしたし、
生きるか死ぬかの戦場に立ち続けなければならなかったわけですから。
戦闘中に「おちろおちろ!」と声を荒げて敵を撃墜することがあったり、
精神的に追い詰められている部分もあったのではないかと思います。

それでもファーフィー君を弱音を吐かず、新米ながらもマッコイ達にしっかり追従していた。
恋愛感情(だけではないのだけど)を動機にそこまで頑張れるのは凄いです。素直に尊敬できます。
マッコイはファーフィー君の恋愛感情には全く気づいていませんが、
そうしたファーフィー君の努力を理解しており、とても信頼しています。

でも、そうしてマッコイからの信頼が増すごとにファーフィー君は辛かったかもしれません。
技術者として、兵士として、そして一人の男として認められ、信頼されている。
友人同士でならそれは素晴らしいことですが、ファーフィー君が心から望むのは別の関係です。
ですが、それを明らかにしたら彼の信頼を裏切ることになり、これまでの関係も全て崩れる。

ゲイがノンケの男性を好きになるのは辛いものです。私にも経験がありますよ。
追い詰められていくファーファー君を我が事のように見守っていました。
このゲーム内では、結局どのルートでもファーフィー君の想いが叶うことはありません。
なんだか、胸にモヤモヤしたものを抱えていましたが、
私のそうした気持ちを解決してくれたのは意外にもノンケのマッコイのほうでした。


【アール=マッコイ】
独立機動攻撃中隊隊長。ファーフィー君とはジェイドメタル社でテストパイロットをしていた頃からの仲です。
一見、ワイルドな風貌と粗野な言動で直情型な印象を受けますが、実際はまるで違います。
自分の事を多くは語らず、淡々と軍人・隊長としての仕事をこなしていく。
感情で先走って行動する事は決してありません。
自身の感情を動力源としていたファーフィー君とは正反対の人間といっていいでしょう。
主人公ですが本音が見えない部分があり、ある意味プレイヤーから一番遠い人物かもしれません。

彼は自分を慕うファーフィー君を弟のように可愛がり、戦友として信頼していました。
ですが、ブルースから真実を聞かされた時に彼は愕然とします。
そして、その真実を知った時にはもうファーフィー君はこの世にはいない。

その後は、彼の口からファーフィー君の話題は出る事はなく、
いつも通り司令官の命令に従って職務を遂行していきます。ですが、この時の動揺はずっと後にも残っていたと思います。
後半にメンバーの誰かがファーフィーの敵討ちどうこうの話をしますが、この時にマッコイは言葉を濁しています。
おそらく、ずっとファーフィー君の事に関して自分の中で消化しきれていなかったのでしょう。
そして、多くの部下の命を抱える立場の自分が敵討ちという私的な感情で戦う事が正しいのかという葛藤もあるように見えます。

でも、最後の戦い(正確には最後の一歩手前ですけど)を前にして、
マッコイがようやくファーフィー君の事について触れてくれます。
ファーフィーの命を奪った連中を前にして「見てろよファーフィー、こいつはお前の為のショータイムだ!」という台詞。
たったこれだけの台詞ですが、マッコイのファーフィー君に対する全ての感情が篭っていると思います。
彼の中でこの戦いは作戦行動ではなく、明確に『戦友ファーフィーの敵討ち』と認識した。
亡きファーフィー君の想いに応える行動が今の自分にあるとすれば、
それは彼の命を奪い、無駄に戦火を広げるこの外道どもを始末する他にはない。

この部分だけでファーフィー君に感情移入していた私の胸のもやもやは解消しました。
自身の感情を表すことがなかったマッコイなだけに、この台詞は凄く重かったです。
そして、彼の中できちんとファーフィー君のことを受容してくれた。
彼の恋愛感情をまるごと受け入れたというわけではないでしょうが、
ダル=ファーフィーという男の存在を否定せずに最後まで認めてくれたことが嬉しかった。

このルートの場合、マッコイは軍を抜けてアフリカに残り、紛争解決のために戦うことを選びます。
彼がアフリカ人の血を引いている事やアフリカの現状を憂いていたのが大きな動機でしょう。
でも、あのマッコイがこんなに自分の気持ちに素直に行動するようになったのは、
自身の想いを命をかけて貫いたファーフィー君の影響もあったのでは、と考えてしまうのは私の欲目でしょうか。



男性同士の恋愛を扱ったゲームというのは色々ありますが、
当人同士がくっつかない事を差し引いても、私の中ではこれに勝るものはないです。
というか、BLゲームでもないのに、こんな真面目に同性愛の要素を盛り込んだのは凄いと思います。
(スタッフがファーフィー君はタチであると名言したのもビックリしましたよ)
そんなこんなで、私の中でこのゲームは思い出の存在になっております。
どういう結末であればファーフィー君は幸せだったのか、なんてことを今でもふと考えてしまったりします。

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